小学校受験に必要な学力

現在日本の学校には国や県などが運営する国公立の学校の他に、私立の学校というものが存在しています。高等学校以降は基本的に試験を受けて入学することになるのが基本ですが、私立の学校の場合には幼稚園から受験というものが存在している場合があります。最近では、より良い教育を受けさせたいという親の気持ちを考えて、私立の小学校受験を行う家庭も増えてきています。受験と言うといわゆるペーパーテストをイメージする人も少なくありませんが、現在の小学校の入学のための試験においてはペーパーテストの比率は減ってきており、代わりに応用力を試したり考える力、伝える力などに重点を置く試験を課すケースが増えてきています。この傾向は小学校だけではなく中学校でも変化が生じてきており、子供に求めるものの内容に変化が生じてきています。

知識を応用する学力を身に付けるために

小学校受験をするのであれば、その時点で子供は幼児であると言えます。そのためペーパーテストを課すにしても高校生や大学生に求めるものとは基本的に異なります。様々な応用力を鍛えるためには、普段から様々な遊びを通じて沢山の経験を積ませることが一番良いと言えるでしょう。学習教材のようなものがあるとしても、高校生や大学生の様な勉強の仕方が出来るわけではありません。子供が自分から興味関心を持って遊びだすことで初めて子供の考える力や、応用する力を育てることが出来るようになるのです。賢い子供を持つ親の中には自分では何も教えておらず、自由に遊ばせていただけであるという人が少なからず存在していますが、これは実際に子供が自発的に様々なことに興味関心を持ってきた積み重ねであると言えるのです。

自由な発想で考える力を育てるために

中学校や高校、大学の受験の問題には正解というものがあります。小学校受験の問題についても基本的には正解というものがあるのですが、子供は時に大人の常識とは違う角度から答えを出すことがあります。これは自由に考えることが許される環境の中でしか育たず、唯一の正解が存在するということを子供に押し付けてしまっては成長を止めてしまうことにもつながりかねません。子供の考える力を育てるためには子供の自由な発想を許し、どのような回答であってもなるほどと思える部分があるのであれば褒めることが必要になるでしょう。その様な経験の中で自由な発想が出来るようになっていくのです。正解以外は間違いという考え方では、考える力を育てるのは難しくなります。応用力と言うのは、このような形で鍛えられるものであると言えるでしょう。