小学校受験をするための言葉遣い

人は、相手を第一印象では見た目を重視することがありますが、その次に大切ともいえるのが話し方と言葉づかいです。話し方や、日本語の使い方は、所作の一部です。日本人であるかぎり、どんなシーンでも日本語の使い方は印象を大きく左右しますから、勉強し、訓練しておいて損はありません。それは、小学校受験でもいえることのひとつです。正しい言葉づかいが出来ていなければ、人としての素質を高く見込まれることはあまりありません。日本語は、敬語や謙譲語などがあり使い分けが難しい言語ですが、だからこそ受験の面接時きちんと使えれば、人としての素質を高く評価されやすいともいえます。よくしがちな失敗は、敬語を重ねすぎることです。重複敬語をしないで、親子できちんとした日本語の使い分けを身に付ければ、受験で差をつけられます。

基本的には丁寧なほうが印象はいい

受験において言葉づかいを見られるとき、はじめのポイントはもちろん丁寧な言葉づかいが出来ているかです。そのため、汚い言葉を使わないことや、若者言葉や流行り言葉を、普段から親も子も使わないようにしておくのは得策といえます。小学校受験といっても、受験であることに変わりはなく、子どもだからとおおめに見てくれる学校は、私立では基本的にありません。しかし、受験するのは子どもですから、普段から家の中で今時の流行り言葉などの、受験で歓迎されない言葉を使わないようにしておくのは大切です。小さな子どもは緊張したりすると、大人と違いうっかり本当の言葉づかいが出てしまいやすいです。例えば、「めんどくさい」と言ってしまいそうな場面で「少し手間がかかります」と言えれば、印象は格段にちがいます。

丁寧すぎる重複敬語では信用されない

基本的に、小学校受験でも丁寧にこしたことはないですが、更にいえば丁寧すぎる日本語は格が下がります。これは、近年テレビに出ているアナウンサーなどもやってしまいがちなので、そういった言葉を真に受けず、きちんと勉強しておくことが肝要です。さらに、子どもなのに子どもらしくなさすぎるというのも、学校は見ています。ですから、きちんとした日本語のルールを学ばせた上で、そこから引き算を教えるのが順番として効果的です。きちんとした敬語が使えないのに重複敬語をさけるなどのさらにハイレベルな作業は出来ません。子どもなのに、一人称が「わたくし」では不自然で、印象が良いとはいえません。そこは「わたし」でいいというさじ加減です。また、両親のことを「父」「母」おじいさんのことを「祖父」と言えたほうが、上品で格があります。